てぃんさぐぬ花

mikk-i

2009年01月05日 22:16

てぃんさぐぬ花で爪をそめる歌なのかと思ってたら
深い歌だったー。
授業で知り 感動したので!

てぃんさぐぬ花
                          (訳)

てぃんさぐぬ花や      ホウセンカの花は

爪先(ちみざち)に染(す)みてぃ   爪先に染めなさい。

親(うや)ぬゆし事(ぐとぅ)や     親の言うことは、

肝(ちむ)に染みり           心に染めなさい。
 

天ぬぶり星(ぶし)や         天の群星は

ゆみばゆまりゆい          数えようと思えば数えきれるけど、

親(うや)ぬゆし言(ぐとぅ)や    親の言うことは、

ゆみやならん              数えられない。


夜はらす舟(ふに)や         夜、沖に出る舟は

にぬふぁ星(ぶし)見(み)あてぃ   北極星が目当て、

我(わん)なちぇる親や        私を産んでくれた親は

我(わん)どぅみあてぃ ぬ覚めて   私が目当て。


宝玉(たからだま)やてぃん      宝石も

みがかにばさびす            磨かなくては錆びてしまう

朝夕肝(あさゆちむ)みがち      朝晩心を磨いて、

浮世(うちゆ)渡ら            世の中を生きていこう。


誠する人や               誠実な人は

後や何時までん            後はいつまでも、

思む事ん叶て             思っていることが叶って

千代ぬ栄い               幸せである。


なしば何事ん             成せば何事も

なゆる事やしが            成ることであるが、

なさぬ故からど            成さぬ故に

ならぬ定み               成らないのだ。

参照・・・

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